・NHK番組の「プロフェッショナル 仕事の流儀」でとりあげられる,ごく普通の仕事をしている人たちに心引かれるものがあります.ゴミ収集人や,宅配トライバーや,交通誘導員や,空港グランドスタッフなどです.どんな仕事でも,ここまで自分独自に工夫して,ここまで相手のために仕事ができるものだと,感銘されられます.自分自身や周りの人たちにもそのような心がけを広げたいです.ご本人たちが,とても生き生きしているからです.番組の最後に「プロフェッショナルとは?」と問われるのですが,自分自身に問うてみて,「考え続け,究め続け,変わり続ける」というのが浮かびました.(211004)

・中房温泉の早朝の白滝の湯で,75歳の方とお話ししました.60歳ぐらいにしか見えないのでお聞きしたら,今でも年間60日ぐらい登山をしているとのことでした.それでも体の衰えを感じるとおっしゃる内容が,山も2日目ぐらいまでだと若い人と同じスピードで歩けるのだけれど,3日目以降はそのスピードが続かなくなってきたとのことでした.私は3年半前の退職後,新しいことをしてみたり前にできなかったことができるようになって,まだまだ若い時と同じようにできるような気がし始めていたのですが,調子に乗りすぎずに,体や頭で衰えてきたところがあったら,それに抵抗せずに合わせながらやっていこうと思いました.(210917)

・通勤の電車の中で,新書「空海の思想」(竹内信夫著)を読んでいて,ふと自分の名前「克美」を父が付けてくれた思いを初めて納得できた気がしました.小学生高学年の頃から時々自分の名前の意味を考えていたのですがよくわかりませんでした.それは,克美を組み合わせた語として考えようとしていたからで,父の思いは「克」と「美」が別で,「力を尽くすこと」と「美を尊ぶこと」を両方大事にしてほしいということだと思いました.父の生き方がそうでした.桂藏,初子,悦子,洋子,亜理沙,Cairn,敏子のそれぞれの字や意味にも親の思いがすごく詰まっていることが理解できたような気がし,自分がいろいろな方々とその思いに繋がって生きているのだということを実感しました.(210825)

・自分の銀行預金と今後の収入見通し,支出見通しを表にしてみました.コロナ後(およびAI化後と米中関係変化後,日本の次の大災害後)の日本経済および世界経済に関する経済学者の記事をネットで見て,もしかしたら激動が来るかも知れないと思って,資産のポートフォリオを考えました.その作業の中で,少し資金に余裕があることがわかり,300万円を代謝初期進化研究所基金として分けて,若手研究者の短期海外派遣助成事業を始めることにしました.分野は好熱性微生物のエネルギー代謝・電子伝達の生化学・生理学・生態学・進化学に限られますが,ご興味のある方はどうぞこちらをご覧下さい.(210815)

・乗り物の中の換気についてです.外部から依頼されている仕事で,関西に出張に行ってきました.往きのJR東海の新幹線の中は,二酸化炭素濃度が800〜1300ppmで,換気が不十分なように感じました.濃度変化の様子や外気温との関係を考えると,エアコンが弱くなるときがあってその時換気も特に悪くなっているのかもしれないと思いました.帰りのスカイマークの飛行機は,飛んでいる時は500〜600ppmのことが多く,よく換気されていると思いました.ただし,空港で滑走中は900ppmぐらいまでだんだんと上がり,この間の換気は悪いようでした.東京の京急,JR,東武,地下鉄,東急の電車は,窓が開いていたりドアの開閉が頻繁なこともあって,高くても800ppmぐらいのことが多いです.それでも,デルタ株の感染リスクはあると思うので,エアコンや窓からの風が直接あたる場所がいいと思います.マスクは,不織布かそれと同等以上の製品がいいです.(210810) P.S. 今朝の東武線は,1車両で12カ所窓が開いていて以前より3−4倍と多く,デルタ株対策なのではと思いました.一方,意見を送っておいたJR東海から返事があって,新幹線でデルタ株に対応する様子はありませんでした.(210811)

・オリンピックのメダリストが続いている競技の多くは,監督やコーチの貢献も大きいと感じます.コーチには,3種類のタイプがあるかなと思いました.(1)選手が自立して無くても技術的な素質のある選手を見つけて粘り強さや技術を高めるタイプ,(2)自立していて粘り強さのある選手を見つけて技術を初歩から高めていくタイプ,(3)高いレベルでやりたい選手を等しく面倒をみて,自立性,粘り強さ,技術を高めさせていく中でトップレベルの選手も生んでいくタイプです.柔道の井上康生監督は,3つめのタイプのように感じました.私はそのタイプがとても好きです.変われることを信じている巾が一番大きいからです.(210804)

・オリンピックの試合後のインタビューを見ていると,自分自身にとっても,若い人たちに助言をする立場でも,いろいろ参考になることが多いです.これまでの道のりを楽しそうに語る人と苦しかったことを語る人,いろいろなエピソードを自分の言葉で語ってくれる人と他の人からも聞いたことがあるようなことを語ってくれる人,敗者への配慮も感じられる人と自分(達)が勝ったことをとにかく喜ぶ人などなど,つい聞き入ってしまいます.どちらがいいとか悪いとかでなく,いろいろあっていいと思います.私の好みはありますが,トップレベルへたどり着いたことは,すばらしくて圧倒されます.(210728)

・姿勢と歩き方を改善中です.こどもの頃から,猫背で姿勢が悪いのを直すように言われてきましたが,どうすればいいのかわかりませんでした.10年ほど前に人間ドックの機会に運動指導を受けて「背筋を伸ばしてみて」と言われて,伸ばそうとする方向が違うと言われました.肩甲骨を開いて,おなかを引っ込めてと言われましたが,うまくできませんでした.股関節周りをひどく痛めて通うようになったカイロプラクティックで,肩甲骨周りや腰近くの背骨周りを柔らかくする施術をしていただいて,だいぶできるようになってきました.最近「疲れないカラダ大図鑑」という本で,真上から見てできるだけ小さな面積の姿勢,あたまのてっぺんから糸で吊されているような姿勢ということを読んで,どうすればいいかはほぼわかりました.後は,練習です.(210721)

・大谷翔平選手がすごすぎて,疑問だらけで考え込んでしまいます.誰も目指さないようなことにチャレンジして,批判を受けても動じないで,だんだんと実績を積み重ね,信じられない最高レベルの成果を出し続けています.楽しそうで,誰にでもやさしくて,ゴミを拾って,怒ったり文句をいったりもしないようです.どうしたらほんの少しでもそれに近づけるのでしょうか.ご両親,高校の監督,栗山監督,マドン監督その他の方々との出会いが重要だったのでしょうが,その方々から多くを得られたのはご本人に何かがあったような気がします.(210712)

・2年前から10冊ほどのサイコセラピー・カウンセリング関係の本を,自己セラピーのために読んできました.最初は,30代にNHKラジオの不登校児等の電話相談で心酔していた崎尾英子先生の「こころを開く:カウンセリング入門」で,学生対応のために以前から繰り返し読んでいました.最後が,スティーブン・ギリガンの「Generative Trance: The Experience of Creative Flow(自己生成する瞑想状態:創造性への没入の体験)」で,その最終章が「Infinite Possibility(無限の可能性)」です.高校時代から別にずっと考えてきた「どうしたら創造的に考える力を育めるか」とも,ここで合流した感じです.(210701)

・高齢者のコロナワクチン1回接種率が,もうすぐ50%を越えます.昨日の死者は35人でしたが,ワクチン接種が本格的に始まったのが5月中旬で,1回接種でもある程度抗体ができるまでが約2週間,発症から死亡までの平均が約20日ですので,まだワクチンの効果はほとんど出ていないはずです.これからの1ヵ月でそれが出てきて,イギリスの例から考えると,7月下旬の死者は毎日1-2人になると推測します.その後,どの程度の感染者や死者を目標にするとよいのでしょうか.もちろんどちらもゼロにするのがよいと考える方が多いかと思いますが,私の意見は違います.今後も世界のあちこちで感染力の高い変異ウイルスが出現することを考えると,免疫の抗体が高い状態を維持したいです.半年とか1年ごとにワクチンを打ち続ける代わりに,低いレベルの流行が安定して続いていると,発病しない感染が増えて抗体のレベルが維持できます.はしかが大学生にはやって大学が2週間休校になってしまったときにそのことを知りました.私の目標値は,日本全国で感染判明者が毎日1000人,死亡者が毎日1人というぐらいが社会的コストを最小にすると考えます.リスクを承知でワクチンを打たない方が2-3割いらっしゃることは,社会的にはありがたいと思います.(210622)

・日本のコロナワクチン接種の状況を見ていると,社会全体としては,工夫してスピードを上げることとか,一度決めたことを臨機応変に修正していくことが,これほど不得意なのかと考え込んでしまいます.もちろん個別には,予約をせずに接種日を指定するとか,医者や看護婦のところに受ける人が行くのではなく受ける人が並んで座っているところに医者や看護師が移動していくことで10倍以上スピードを上げるとか,自衛隊の接種会場や職域接種会場を短期間で準備するとか,すごいスピードや従来と違う工夫もあちこちで行われています.不思議なのは,それが日本全体に早期に波及しないことです.多くの自治体や医師会やマスコミも問題ですが,社会のシステムや教育システムの根本にも,問題があるのだと思います.どんどん変わっていける人たちをどう増やすかは,私自身の問題ともいえます.(210616)

・先週コロナワクチンの1回目を接種していただいたことと,2年来の股関節回りの痛みがなくなったことで,次の活動フェーズへの気持ちが高まってきています.研究論文は解決しなければならない問題が一つあって作業が止まっていますが,学会発表はオンラインで行った光合成学会に続き秋に3つの学会を予定しています.次の研究への準備も少しスタートしています.山へ登る計画や旅行の計画も立て始めました.また高校教員向けのオンライン研修セミナーの検討も始めました.しばらくやりたいことができなかったので,できるようになってうれしいです.(210615)

・2年ぶりに息が切れるくらいのジョギングを,昨日することができました.最初の3ヵ月間は2本杖をついて歩くくらいに右股関節周りの筋肉を痛めて,それがやっとここまで回復したからです.2019年4月に辛いことがあって,それからの逃避でジョギング,水泳,ダンベルスクワットの量を2倍ぐらいにしたら,2ヵ月後に体(脳)が悲鳴を上げてそこの筋肉を硬直させることで,ストップをかけたからです.ストレス下で使いすぎると,筋肉も,思考も,行動も,脳で強制ストップがかかるようになっているようです.この2年間に関係する多くの本を読んで,筋肉,脳,不安,うつ,愛,能力,成長などに関する理解が深まりました.きっかけを作ってくれたANさん,不安な時期に相手をしてくれたSK君と妻,それから治療して丁寧に脳と筋肉との関係を説明して下さったTRINITYカイロプラクティック蒲田の森龍生先生に感謝しています.(210605)

・昨日5月28日に,オンラインの日本光合成学会の大会で研究発表をしました.海洋研究機構の河合繁さんと東工大・地球生命研究所のShawn McGlynnさんとの共同研究ですが,中房温泉で私が中心になって進めている部分です.自分が中心の研究発表をした記録を調べたら,最後が1992年でしたから実に29年ぶりです.この間は,研究室の学生が中心に進めている研究の共同研究だけでした.40歳になったときに,指導者が実験をしていると多くの学生はかなう部分がなかなかできにくいと思って,議論や助言をすることに徹してきました.それは良かったと思っています.(210529)

・コロナの感染防止策として,ようやく報道でも【3密抑制や人流抑制や休業やリモートワークでなく:この部分松浦】,会話時のマスク,不織布マスク,十分な換気(二酸化炭素1000ppm以下)が繰り返し指摘されるようになってきました.しかし,他の注意に埋もれて,これらの重要な3点の徹底からはほど遠い状況です.人(特にメッセージを出す側)は,一度覚えたり身に付いたりしたことから,なかなか変われないことを痛感します.交通機関が,マスクと換気の徹底を一貫して強調してきているのが救いです.今朝も駅員が電車の窓をさらに開けて回っているのを見ました.(210524)

・大都市に隣接した県としては,山梨県に並んで福井県がとてもコロナ感染者数が少ないです.5月16日の感染者は2人で,隣の京都府は140人です.人口10万人当りにすると,福井が0.26人で京都が5.44人です.山梨は0.86人,東京は3.88人です.福井は感染経路調査に力を入れているそうで,その結果、約85%の感染原因が「マスクなしの会話」によるものだそうです.レストラン等でそれを防ぐ対策を徹底しているとのことでした.このページでも,繰り返しその大切さを書いてきました.根拠となる論文については,こちらをご覧下さい.(210517)

・換気!換気!換気!コロナの微小飛沫感染対策は,とにかくマスクと換気が重要です.換気のモニターのために,7899円で二酸化炭素濃度モニターを買いました.高性能で,使いやすいです.自宅,電車,日本語学校でいろいろ試して,換気のポイントがわかりました.大きな窓開けが有効です.肌で風のながれを感じるぐらいが必要です.コロナ対策で守るべき二酸化炭素濃度としては,皆さんがマスクをしている場合は,厚生労働省も示しているビル管理法の基準の1000ppm以下は妥当だと思いました.一方,マスクをはずして食事をする場では,600ppm 以下ぐらいが必要なのではないかと個人的に思いました.なお,風の吹いている野外は413ppmでした.(210510)

・9年前に買った本で読んでいなかった「ピアニストの脳を科学する」を読みました.書いてあるのはピアニストのことでしたが,脳を鍛えて高いレベルへ達するのは,音楽系も,美術系も,運動系も,言語系も,学習系も,人間関係系も,意欲系も共通点が多いと思いあたりました.また,故障して脳の回路が壊れるのも,無理に頑張りすぎたり別のストレスが重なると悪いことが共通しそうでした.私が2年前に股関節まわりの筋肉をいためて治るのに2年以上もかかっているのも,共通性がありそうです.(210505)

・Instagramでの写真の投稿を始めました.きっかけは,別の目的でアカウントを作成したからです.卒業研究で指導したアナウンサーの久代萌美さんが,6年間務めた「さんまのお笑い向上委員会」のアシスタントを卒業したというニュースに,さんまさんとのツーショットの素敵な写真があったのでクリックしたらInstagramの写真だったので,コメントを送りたくなってアカウントを作成しました.「自分のことばで語れる立派なアナウンサーに成長されて,とてもうれしいです.」と書いたら本人からいいねがありました.そのアカウントaggregansを使って,中房温泉の微生物や研究サイトの写真を,中房温泉の微生物の最新情報のページに貼り込んでいくことにしました.(210426)

・20年以上前に読んだA. オズボーンの「創造力を生かす」(原著は70年以上前の出版)を取り出して読んでいて「知識を記憶することは創造力の育成を妨げる」という話が出てきました.ソクラテスの「無知の知」やデカルトの「我思う・・」に通じることだと思います.日本の生徒や学生や教師のために,次のように言い換えてみました.「中学生以上の生徒や学生は,知識や型を覚えるのではなく,自発的な経験や練習を通して,自分で知識や型を見いだして身につける.教師は,そのための場や枠組みや環境を整え,必要に応じて資料や類似例やヒントを示し,励まし,うまくできたときに適切にほめたり評価したりする.小学生は知識や型を覚えることも有効であるが,自発的な経験や練習の方をより大切にする.」(210419)

・このウェブサイトを書くようになってから,以前にも増して自分自身や他の方を励ましたり,楽にしたりすることを意識するようになりました.その中で,「がんばろう」とか「努力」とかいうことばに違和感を感じるようになってきて,前はよく使っていたのをできるだけ避けるようになってきました.苦しさに耐えるとか,無理をしてやるという要素があるからのような気がします.その代わりのことばがなかなか見つからないのですが,一つ考えてみたのが次のことばです.「自分がやりたいことで,自分や誰かの役に立つことを,ベストを尽くして,楽しみながらやる.」長いですが,いかがですか?(210403)

・山梨県のコロナ感染者数の少なさがすごいです.この1週間は,0,0,0,0,2,0,4です.同じ期間の東京は,187,337,420,394,376,430,313ですので,1/400です.人口は1/17ですので,感染者比の違いは1/24です.東京都と隣接していて,人の往来もそれなりにあります.山梨県での対策がうまくいっているのは,飲食店への対策が大変適切で,実効も上げているためだと考えています.特に,昨年7月から今年の2月まで,換気扇の増設への補助金があったことと,換気への指導が十分であったことが効果的であったと考えています.1月下旬に富士吉田市でレストランに入りましたが,その他の対策も徹底されていました.私が昨年の6月から強調していることを,県単位できちんと実施されていること,すごいです.換気を重視したコロナ対策として,国土交通省/鉄道事業者とともに,数少ない大成功例だと思います.(210329)

・40年ぶりぐらいに,じんましんが出ています.左右の前腕部の外側から始まったので,山歩きをしているときに何かに触れたのではないかと思います.その後,卵かなにかの食べもので,少しひどくなったりなおりかけたりしています.ここ10日間ほど,疲れたり忙しかったりで,長引かせてしまっているようです.ステロイド剤を塗ったり,アレグラを飲んだりしています.じんましんの良い点はないかと思ってネット検索をしてみたら,一部のガンが少なくなるというデータがあるようです.悪いことにも良い面があることは,よくあることです.(210322)

・新しいMacBook Airを購入して使い始めました.プロセッサがApple製の最新のものになって,前のマシンからの移行で,勝手なフォルダに置いてあったファイルがうまくコピーできなくて,いろいろやってみて大変でした.ネット情報でセキュリティの関係でファイル管理法の一部が変わったらしいということがわかったので,それを踏まえて試して見たら,うまくいきました.長年研究者をやってきて,トラブルへの対処法はいろいろ思いつけるようになっていると思いました.(210303)

・ふと経済学関係の本を3冊買って,2冊読み終えたところです.ここ半年間ぐらいの間,日本語学校での仕事の他は,中房温泉での研究のデータ整理ばかりをしていて見通しが一応たってきたので,少し違うこともやりたくなったのかと思います.学生の頃と30代の後半にも経済学を勉強しようとしたことがあるのですが,その時はよくわかりませんでした.今回は,少しはわかったような気がしました.貧富の差が大きくなりすぎないようにするために,財政政策や自由化と規制のバランスが大切なことがなんとなくわかりました.教育や研究も大事なことが,また改めてわかりました.(210218)

・自転車で転んで,膝を大きく擦りむきました.大事には至りませんでしたが,膝が大きくは曲がらなくて,歩くのに少し不自由です.数日で直ることを期待しています.無理に車道から歩道に戻ろうとして転んだのですが,無理をしてはいけないと思う反面,このような大事に至らない事故や怪我や残念なことは,時々経験しておいた方がいいような気持ちもあります.安全なことばかり考えていると,チャレンジしないことになってしまいますし,万が一,大事故や,大災害や,大失敗に遭遇した時の対応力が下がるのではないかと思うからです.(210205)

・外部に分析を委託していた温泉微生物群集のDNA配列の結果の第2弾が2日前に到着し,ざっとした解析を進めました.DNA配列データの扱いや系統樹作成法にも,少し慣れてきました.期待していた以上に興味深い結果が出そうです.学問の進歩が早くて若い頃に経験していなかった新しい手法を使うのは無理だと考えていましたが,思い切って始めてみたらどうにかなりました.一般的な問題解決の方法が役に立っています.何をやるかをしっかり考え,できると信じて進むことが大切だと再認識できました.(210127)

・昨年2020年4月ごろから,また自分で研究を始めることにして準備を進め,9月に中房温泉で河合繁さん,石川実佳子さん,妻の協力で大規模なサンプリング(16カ所,同時に吸収スペクトル・硫化水素濃度・酸素濃度・酸化還元電位を測定)を行い,そのデータ整理と解析が進みつつあります.思っていた以上に新しい興味のある結果が出つつあって本格的な研究になりそうです.大学退職後,かつての学生に依存して研究を続けようとしていたのをたしなめ,自立を促してくださった方のおかげと感謝しています.(210119)

・「研究を高めるコツ/研究力を高めるコツ」を「高校生課題研究のページ」「大学院研究や卒業研究のページ」に書きました.研究を高めるコツは; 1. 誰も見ていないものを見る.2. 誰も測っていないものを測る.3. 条件を変える.4. 比較する.5. 変化を追う.です.研究力を高めるコツは; 1. なぜ,どうしてという疑問を増やす.2. 自分で予想や仮説を考える.3. 自分で実物調査・実地調査や実験をやる.4. 自分で考えたりやったりした後に,今までにわかっていることを調べる.5. 自分が納得したことを,多くの人に話す. です.(210112)

・校長をしている日本語学校の学生に送ったメッセージです. ==== コロナがはやっています.うつらないように,うつさないように,下の5つをまもってください. この5つをまもっていれば,だいじょうぶです. 1.話すときは,マスクをする. 2.食べるときなど,マスクをはずしたときは,話さない.(自分の家でもそうです.) 3.マスクをはずす前には,手をしょうどくするか,よくあらう. 4.マスクをしないで話をしている人がいるへやには,入らない. 5.自分のいるへやは,まどをいつも少しあけておく.(少しでいいです.) =====(210107)

・年賀状を100人ぐらいの人たちとやりとりしています.古い友人,先生,学生が多く,新しくやりとりが始まる人はほとんどいません.自分の過去を振り返って今を生きるきっかけになったり,刺激を受けたり,新しい情報を得たりできます.よろしければ,今まで年賀状を下さっていない方でも,どうぞお送り下さい.住所は,このウェブサイトの略歴のページに書いてあります.今からでも大丈夫です.(210106)

・大晦日の紅白歌合戦の最後で「アイノカタチ」という曲を聴きました.歌詞の本来の意味とは違いますが,人を愛する時,相手によってその形は大きく異なること,また同じ相手でも変化していくことに気づきました.大学の研究室で指導していたときに,学生によって違う指導を積極的にするようになったのは最後の15年間ぐらいでしたが,人を相手にすることは,何でも相手によって大きく異なることに,今,気づきました.(210101)

・今朝のNHKニュースで,「怒りをコントロールする」という話題を取り上げていました.コロナで怒りを他人にぶつける人が増えているからです.私も40代から怒りをぶつけることが多くなって,減らしたいといろいろやってきましたが,なくなってはいません.今朝の助言の中に,相手に「こうすべきだ」という思いが強いのがいけないということがありました.私は普段は,相手に「こうすべきだ」や「こうしければいけない」というのを,できるだけ減らすように心がけていますが,確かに怒るときは「こうすべきだ」が強く出ていたような気がします.大事なヒントをいただいて,これから考えていきます.(201221)

・私がアドラー心理学に出会ったのは,高校生のころに岩波新書「どうしたら幸福になれるか」(B.W.ウルフ著,周郷博訳,堀文子挿絵)を何度も読んだときでした.ウルフはアドラーととても親しかったとのことでした.数年前に「嫌われる勇気」が出版された時,古い記憶がよみがえりましたが,読まなかったのでタイトルの意味はよくわかりませんでした.最近amazonのトップレビューで納得できる解説をみたので引用します.「本編では「あなたを嫌うかどうかはあなたの問題ではなく他人の問題である」というように述べられており、その後には「だからあなたにはどうすることも出来ない。他人に自分の評価を変えるよう働きかけるのは間違ったアプローチ」という内容が続くので嫌われる勇気というよりも「他人に嫌われないようにしようなんて無駄な事は辞めなさい」みたいなニュアンスです。」(201207)

・ 私が生物の進化に興味を持ち始めたのは,高校の生物部で細菌やファージを用いた分子生物学の実験を行い,生物の基本はすべての生物で同じということに気づいた頃でした.高校の生物の先生が分子生物学の実験を高校の授業に取り入れるということに取り組んでおられ,その関係でそういう実験ができました.都立大学では進化集団遺伝学が盛んで,授業で進化の基本をしっかり教えていただきました.大学院修了後にアメリカのペンシルベニア大学で,ミトコンドリアと紅色光合成細菌の電子移動の仕組みが同じところが多いという研究をして,自分の研究も進化に関わるものが増えていきました.これまで発表した論文で多くの分子系統樹を描いてきましたが,すべて学生が描きました.ようやく初めて自分で描こうとしています.(201202)

・日本温泉科学会の大会が千葉県の鴨川市であって,初めて参加してきました.中房温泉の微生物群集の発達に重要な温度への大雨の影響について,今年の6月から9月に興味深いデータが得られ,それを論文として発表できる雑誌がないかと探していて,日本温泉科学会の会誌がいいと思ったからです.データ自体は微生物と直接は関係ないので微生物関係の雑誌は無理だと思ったのですが,微生物の発達には重要なのでどこかで発表したいと思いました.過去の掲載論文を見ても立派な論文も多く英語でも発表でき,雑誌としての国際的な知名度は低くても論文のpdfを公開していただくことができ自分でもpdfを公開していいからです.会員になって大会に参加したのですが,微生物関係の他にも,掘削や温泉利用,化学成分,地質等に関する話も聴けてとても勉強になりました.(201128)

・日本語学校で週1時間担当している会話の練習の授業で,人工知能やロボットが進歩して多くの仕事をするようになる社会で人がする仕事はどんな仕事かという話題を取り上げました.種類としては,4つの種類の仕事があるという話にしました.(1)人工知能やロボットなどを使いこなす仕事,(2)研究者,開発者,芸術家などの創造的な仕事,(3)教師,看護師,保育士,療法士,介護士,接客業などの人と接する仕事,(4)消防士,救急医師,営業職,経営者などの想定外のことにも対応する仕事,です.留学生は真剣に質疑をしたり,話を聞いてくれました.(201125)

・10月から東工大の地球生命研究所のShawn McGlynnのところへ,共同研究で週1回ぐらいのペースで通うようになって,新しい人たちと出会い,何人かとはこれから親しくしていけそうです.大学院生の留学生は研究室の使い方をいろいろ教えてくれて,温泉水中の鉄を代謝する微生物の研究を共同でしていけそうです.進行中のテーマと関係するテーマで昨年Harvard大で博士号をとった研究者にメールを送ったら返事をいただいて,これから連絡・議論ができそうです.久しぶりに論文のために図を自分で書く必要に迫られて,ネットで「伝わるデザイン」を広めている研究者にメールを送ったら,返事をいただいてお会いすることになりました.新しい出会いの中から親しい方が増えて共同で創造的なことができそうで,うれしいです.(201122)

・「空海の思想」という新書を読んでいて,「心」「体」「ことば」という語が一つの文に出てきました.このウェブサイトの1ページの「心と体が元気になることば」に通じるものを感じました.中学のころから好きだった3拍子の曲が含まれるバッハのカンタータ「心と口と行いと生活で」の題にも似たものを感じます.ただし心には,意識しやすい自己防衛のための心と,意識しにくいもっと根源の心があることを,昨年4月のきっかけから読みあさってきたカウンセリング,心理学,宗教の本で気づきました.大切にしたいのは意識しにくい方の心です.(201116)

・新型コロナウイルス対策で日本語学校で新しい対応をいろいろしながら,これまで蓄積した教育・研究に関する文書情報を提供するウェブサイトを立ち上げ,自分中心の研究を二十数年ぶりに再開して見通しをつけ,研究の拠点を自宅に作るとともに自宅ではできないことの研究場所を都立大から東工大に移しました.3月からそのように忙しくしてきて,余計なことをあまり考えずに充実してすごしてきました.それらが一段落して,またちょっと気持ちが不安定になっています.それも修行と思って自分でどうにかしていきます.(201115)

・寒くなって新型コロナウイルスの感染者がまた増加してきました.寒さとの関係は3つあると私は考えています.(1)ウイルスは寒い方が残存しやすいこと.(2)換気が十分でなくなること.(3)体温が下がって免疫力が弱まること.このうち,常時換気をしっかりすることがすぐできる効果的な対策です.理由はこれまでにも再三書いてきましたので,今日の感考周のアーカイブページ,および会食・飲み会の新型コロナウイルス感染予防対策のページで,「換気」で検索下さい.内外の温度差が大きくなってきたので少しの開口でも換気効率は高いです.(201113)

・大学を退職する3年前ぐらいに,もうやりたいことはかなりやったので,後はゆっくり閉じていくような生き方でいいような気持ちだったことがあります.その後,大学院生の研究をもう一度全力で指導する機会に恵まれ,それが新しい重要な研究に発展し,まだいろいろな新しいこともできるかも知れないという気持ちにだんだんと変わっていきました.今は,自分で制限することなく,できそうなことは何でもやってみるという気持ちに,またなっています.(201110)

・大学を退職したときにいただいた特注のマグカップを都立大学の研究室に置いてきてしまったので,ある方にお願いして送っていただきました.私が大学院時代から発表してきた論文に使ってきた生物名の学名が38種,書い下さってあって私には宝物です.進化にも大学時代から興味があったので,いろいろな生物を比較するような研究を多くしてきたと思います.これからも,多様性がどのように保たれているのか,なぜそのような多様性がもたらされたかにこだわって,生物や人々を見ていければと思います.(201106)

・日光の手前の標高1400m程の山に登ってきました.ふもとの神社はカエデの紅葉がみごとで,秋たけなわでした.標高差700mの急登の山道で,低山にしてはということだと思いましたが,健脚向きと書かれた道でした.そのためか使う人が少ないようで道が荒れていて,一度道を見失ってしまいました.念のためと思って持っていった等高線がきちんと書かれた地図をたよりに,自分で地形を読んでことなきを得ました.若いときにしていた地図と磁石をたよりの山登りは,ネット情報が多く得られるようになってしなくなっていましたが,全体の状況と自分の位置を確認しながら進むことは,今でも,山でも日常の生活や活動でも必要なことであると思いました.(201104)

・pale tan(ペールタン)という色の名前を知ったのは,西原亜理沙さんが70℃以上の生物群集で初めて窒素固定を発見した微生物マットの色をそう呼び始めた時でした.砂防ダムのコンクリート壁の3〜5mm厚の透明に見えるマットをピンセットで摘まみあげると,淡い薄茶色に見えました.その色をpale tanと呼んだのには,深い感性と知性を感じました.なぜそのマットがpale tanなのかは,ずっと気になっていたのですが,そのマットの吸収スペクトをきちんと測定して二次微分スペクトルを計算してみたら,プロトヘムを含むチトクロムの一種であると考えられました.美しい色の謎が解けて,うれしかったです.(201031)

・東京工業大学・地球生命研究所でDr. Shawn McGlynnと共同研究を進めることになり,実験設備使用許可と入館カードをいただきました.外国人研究者が約半数を占める国際的な研究所で,オープンな交流や共同研究ができる仕組みや施設がいろいろ整えられています.実験設備使用許可や入館カードをいただくのも,日本の多くの大学や研究所に比べると大変迅速に進めていただけて驚きました.2月頃にShawnに食事を誘われて,5月にオンラインで打診して,10月に入ってから正式にお願いして,もう動き始めました.週,1-2回通う予定です.(201029)

・自転車であおり運転や妨害運転で逮捕されたというテレビニュースで,ドライブレコーダーの映像がはっきりと示されていました.危険行為,迷惑行為で許されることではありませんが,映像を見ていて彼はほんとうはそういう行為をしたくなかったのではないかと,ふと思ってしまいました.彼の育ってきた環境や周囲の対応が,彼をそういう人にしてしまったと感じました.彼に私ができることはありませんが,別のところで私ができることがあるかもしれないと思いました.(201027)

・今朝のNHKで「どんな子も断らない~“障害児の学童保育”の記録~」という番組を見ました.代表の小柳由加里さんが,どんな問題行動でもきっと理由があって,そこを根本から理解して対応すれば,どんな子供でも多くの人と問題なくつきあっていけるようになるという信念に考え入りました.ご本人の「愛より理解」という言葉も私には衝撃的でした.そこで言われた「愛」は表面的な愛であって,小柳さんこそ深い愛もある人だと思いました.(201025)

・中房温泉へ,次の研究の準備できています.5月末から9月末まで9回来て,一つの研究の現地作業が前回で終わりました.好きなだけ現地調査の頻度を上げられたのは,コロナウイルスで宿がお客さんが激減して困っていたので,それを口実にもできたからです.それが結果として研究にもとてもよかったです.来る頻度が上がると微生物群集の様子が今まで以上によく見えるようになって,サンプリングや環境条件測定の質がぐっと上がった気がします.微生物群集と対話ができているような感じです.(201022)

・自分がやりたいと思っていることややろうとしていることを,他の人がいやがるかもしれないと思ったときにどうするかは,私にとってとても難しい問題です.ゆずればすむことは,まずゆずろうとしています.相手が先にやりたいかもしれないことは,しばらく待つようにしています.やめてほしいとはっきり言ってもらったときは,できるだけ従います.そのどれでもない場合は,考えすぎずにやらせていただいています.(201020)

・中房温泉で微生物の試料を採取し,DNAの配列解析を業者に依頼していた結果が届きました.必要な計算やグラフ化までしていただいたデータが届いて,見るだけで結果を理解することができました.興味深い結果がいろいろ含まれていて,自分で測定した水質のデータや吸収スペクトルのデータと合わせて,お役に立てる論文にできそうです.妻から,若い人がやるような研究はしないようにと言われているので,自分しかしないような地味で手間のかかる研究をしていきたいと考えています.今回も中房温泉に9回通ったので,忙しい研究者にはやりにくい研究だったと思います.(201018)

・ある方から「創造性を育むにはどうしたらよいのか」と問われました.私が,これからの人工知能やビッグデータ利用やロボットが発展する社会で人が活躍するためには,自発力・問題発見力・創造力が大切だと強調しているからです.創造性を育てるには,多くの方法があると思います.自分が研究者をしてきて,またメンターとして研究者を育ててきて,私なりの考えもあります.少し時間がかかると思いますが,その考えをわかりやすくまとめられたらと,作業を始めました.(201016)

・新型コロナウイルスの集団感染が,埼玉の劇団の稽古場でおきたという報道がありました.これまでに72人の感染で,稽古参加者が100人弱のようなので,70%を超える驚異の感染率です.換気は1時間に1回行っていたこと,マスクで無くマウスシールドの人が40%程度いたと報じられています.どちらも,発声により生じる微小飛沫対策としては,とても不十分です.電車のように,常時換気と話す時はマスクと小声を徹底できれば,圧倒的に改善すると考えています.(201014)

・生物や化学の研究では,微妙な色の違いを使って物質の種類や量を決めることがあります.分光解析やスペクトル解析という方法です.その方法の中に,二回微分計算をして埋もれた成分を正確に解析する方法があります.40年ほど前にパソコンが使えるようになって,その計算プログラムを書いて盛んに使いました.40年近くぶりにそのプログラムを書こうと思ったら,昔は10分ぐらいで書いたプログラムに3時間ぐらいかかりました.逆に,昔は数十分かかった計算が,今回は数秒でした.25回のかけ算と足し算の繰り返しを5万回ぐらいして表を作るという計算でした.(201012)

・このウェブページを書くようになってから,時々朝の通勤電車でノートパソコンを使っていました.先日,電車のシートに座ってバッグを開こうとしたら,前に座っていた男の方が立ち上がって私の方へ向かってパソコンはやるなと言われました.キーボードの音がうるさいのだと思って謝りました.手動のタイプライターのくせがまだ残っていて,つい不必要にキーをたたいてしまって音がうるさいのです.他にもいろいろ迷惑をかけていると思うとひやひやします.(201010)

・今日は金曜日で普段は日本語学校の勤務日ではありませんが,4学期制の10月期の新学期初日なので出勤しています.大学定年退職前の1年間,高校教育関係のフルタイムの仕事を探していましたがうまくいかず,2月末に今の日本語学校に週3日で雇っていただきました.まったく畑違いの分野でしたが,それも楽しく,新しい勉強もして授業も少し担当しています.週3日勤務なので残りは研究をしたり,ウェブページを書いたり,趣味に使ったりで,新たな展開となりました.(201009)

・事情があって,研究・実験の拠点を別の大学に移すことを検討中で,4日前に訪問してきました.必要な器具や場所を使わせていただけそうで,共同研究もできそうなので,受入の申請をお願いしてきました.中房温泉での野外調査と自宅でできることを中心に研究を続けていこうとしていますが,自宅では用意できない器具や試薬は,大学等の研究室を利用させていただく必要があります.研究は全活動のいうち20%ぐらいの割合ですが,新しい場所で新たな気持ちで研究を続けていければと考えています.(201006)

・自分が特に親しい人たちの一部をひどく傷つけている場合があることを認識するようになったのは,数年前からです.それも,ある程度長い時間をかけてだんだんと傷つけているようです.それほど親しくない方は,離れていってくださって問題にならないだけなのかも知れません.繰り返しているので,私の言動が原因であることは認識していますが,何がいけなかったのかがまだわかっていません.なんとか少しずつそのようなことを減らしたいと思っています.ご迷惑をかけてきた方々には,お詫びする気持ちで一杯です.(201001)

・昨日までの3日間,中房温泉で微生物の研究調査に行ってきました.妻が全面的に補助してくれ,卒業生の2名が2日間,手伝いに駆けつけてくれました.途中重要な器具が故障し,たまたま持っていた代替可能な器具も故障していて,分解再組み立てして一度回復したのがすぐにまた故障し,途方に暮れました.それを使ったデータがないと今回の調査の意義が激減するからです.卒業生の一言がヒントになって別の代替案を多いついたらそれがうまくいって,事なきを得ました.粘り強く対処できたと思います.(200929)

・“頑張る”や,“努力する”や,“やるべきことをやる”に違和感を,最近感じています.その代わりに,“やりたいことをやる”,“心身の健康や成長によいことをやる”,“誰かの役にたつことをやる”,“チャレンジする”,“継続する”,“ねばり強くやる”ことを大事にしていきたいと思います.(200925)

・表計算のエクセルのマクロをはじめて書いて,データの集計や計算を自動処理しました.中房温泉の2ヵ月間の1時間ごとの照度から,日ごとの微生物への実効日照時間を計算する処理です.20代から30代に盛んに書いたマイクロソフト・ベーシックが基本でなじみがありましたが,30年ぶりのプログラム書きで結構,間違えたり時間がかかったりしました.ようやくうまくいった時は達成感がありました.15%程度の増減しかないこと,大雨の時は下がること,降雨がなくても下がる日があることがわかりました.今後も,マクロを活用できそうです.(200924)

・新型コロナウイルスの微小飛沫(エアロゾル)感染については,アメリカのCDCにもWHOにも過小評価する方々がいるようで,その重要性が正式に認められるに至っていません.私は5月中旬からすでに十分な研究成果があるという立場ですが,直接飛沫と接触感染が重要だと一度言い出した方々は,なかなか微小飛沫感染も重要だという立場をとっていただけません.大学で学生を教えてきて,一度正しいと思ったことを修正するのがとても大変だったのと同じだと思いました.(200922)

・今年も,ある方から新米を送っていただきました.お家の田んぼでできたお米です.前にも2名の方から,とれたお米を送っていただいたことがありますが,ご自分のところのお米を家族や親戚でもないのにいただけるのは格別うれしいです.私は差し上げられるようなものを作っていませんが,自分の経験や考えたことを古い知人や新しい知人にお伝えして,お役にたてていただけるところがあれば,とてもうれしいです.このウェブサイトもそんなふうにしていきたいと思います.(200920)

・中房温泉での研究調査に一人で来ていますが,雨が激しいので4時半ごろに早めに切り上げて,ゆっくり白滝の湯に入っていました.ほんの少し色づき始めたカエデをのんびり見ながら,この3月に雪道を歩いてきてから一人での行動も多くなったなあと考え入りました.大学院やポストドクの頃は一人での行動も多かったのですが,その後は,家族,友人,学生さん達と一緒のことがほとんどでした.これからまた一人も楽しもうと思います.(200918)

・今年の正月に,自分でまた研究を始めようと思いました.2年半前に大学を定年退職した後も,それまでの学生達との共同研究を断続的になら続けられるつもりでいたのですが,そのような依存的な気持ちではなく,自立しなくてはいけないと思い直しました.最初は,デスクとパソコンでできる系統解析の研究をしようと思ったのですが,よく考えると自分のこれまでの経験や身についたものを活かさなければ,それなりの研究ができないと思い,中房温泉での研究を始めました.あと1ヵ月半ぐらいで,最初のトライアルの目処が立つつもりでいます.(200916)

・今年から中房温泉で自分中心の研究を久しぶりに始めました.すでに6回の準備調査,予備調査,練習調査をして,今週末に後1回した後,2泊3日の本調査を行います.エクセルのデータ処理で,マクロという一括自動処理が必要になって勉強してみると,30才台に盛んに使ったマイクロソフトベーシックというプログラム言語が基本になっていて,これならできそうです.もう直接は役立たないと思っていた経験が役だってうれしいです.(200915)

・昨年の4月から6月にジョギングや水泳やダンベルスクワットのやり過ぎで,右股関節周辺の筋肉をひどく痛めて,7月から9月中旬まで2本杖で歩いていました.8月中旬からカイロプラクティック治療に隔週で通うようになって最初は劇的に回復してその後は少しずつよくなっていました.それが1年以上経ってやっとほぼ完治しました.同時に子供のころからの猫背を治す治療もしていただいて姿勢も少しずつよくなってきたので,これからも治療に通います.その点は怪我の功名という感じです.(200913)

・9月になってからも毎日,マイクロソフトの検索サイトbingから「課題研究 高校生 テーマ」などの検索語で私の課題研究のページを見に来て下さっている方々がいます.きっと課題研究のテーマについて情報がほしい高校生だと思います.私のページは調べたい答えが直接は書いてないかも知れませんが,ぜひ参考にして自分の特徴をだせるテーマをみつけてほしいと思います.しっかり時間をかけてテーマを考えて下さい.質問があれば,ご遠慮なくこちらからお問い合わせ下さい.(200910)

・中房温泉で6月から自分でこまめに温度,照度,硫化水素濃度,酸素濃度,酸化還元電位,電気伝導度,pH,雨量(これだけ長野県のデータ)を測定するようになったら,今まで以上にそこの温泉と微生物の様子が理解できるようになってきました.また,地下深くからの温泉と地下深くの微生物,表面付近で混ざる地下水とそこの微生物のイメージも少しできてきました.楽しいですが,楽しいだけで無く他の研究者に少しでもお役にたてる研究ができたらと思います.(200909)

・自分がやりたい難しそうなことをやって,時々うまくいって成果がでるようになったのは,いつごろからかと考えました.博士課程に入った25才ぐらいからかなと思いました.高校のころからたまには難しそうなことをやったのがうまくいかず,自分の力にあったそれほど難しくないことをやるなかで,力がついていったような気がします.自分が意識していたより以上にずいぶん力がついてきたかなと感じたのは40才ぐらいでした.(200908)

・九州のすぐ西側を大型の台風が通過し,気象庁・国土交通省・自治体から早めの避難が要請されました.鹿児島・宮崎・熊本・長崎県に特に大きな被害が予想されましたが,100人が人的を含む甚大な被害を受ければ大災害だと思います.その地域には500万人以上が住んでいます.5万人に一人です.5万回避難すれば,1回甚大な被害にあうことになります.そのような低い確率のことを指示に従わせるだけで防ぐのは,無理な気がします.ひとりひとりが自分で判断できる力をつけられればと思います.(200907)

・昨日,帰宅の電車の中で,京成電鉄のコロナ感染防止の吊り広告が,私が言いたいことと完全一致で,簡潔明快でした.(1)常に換気,(2)目・鼻・口に触らない,(3)話す時はマスクで,感染リスクはほとんどありませんというものでした.監修が京都大学の宮沢孝幸先生で,すぐに検索しました.twitterに「叫び届きますよう」と書かれていて,世の中の反応の弱さにもどかしさを感じていることがわかりました.(200902)

コロナウイルス感染対策の,大変重要で簡潔明快なポスターを発見しました.宮沢孝幸先生(京都大学ウイルス研究所)と一般社団法人日本モビリティ・マネジメント会議からです.学校の教室でも,そのまま使えます.みんなで広めましょう!

一般社団法人日本モビリティ・マネジメント会議のサイトからです.
「ご自由にご活用ください.ご活用の際、JCOMMへの連絡・承諾は必須ではございません」とのことです.(200902)

・今朝のNHKニュースで,認知症の方4人が接客で働く小さなレストランが紹介されていました.間違っても怒らないとか,ちゃんとできなかくてもよしとするとかで,客も従業員も楽しそうでした.認知症の進行も,ぐっと遅くなるのではと感じました.学校の教室も,同じようなことができれば同じような効果があるのではないかと思いました.(200901)

・できるだけ相手の存在,考え方,意向を尊重したいと考えていますが,難しいです.言葉ではある程度できるようになっても,表情や雰囲気に相手を否定し自分の考えを押しつけるようなところが出てしまうみたいです.それを指摘して下さったり,行動で示して下さる方々がいて気がつきます.これからも,改善をしていければと思います.(200831)

・今年の3月以降,日本語学校のコロナ対策のオンライン授業やその後の通常授業へ向けた準備,中房温泉での自分の新たな研究の準備,そして新しいウェブサイトの開設と,かなりのスピードで作業をこなしてきました.「頑張った」かと言えば「頑張った」の語感とは少し違います.「頑張った」には耐えるイメージがついていますが,何にも耐えずに楽しく進めてこれたからです.そう思うと,今まで自分にも学生にも「頑張る」ことがよいことのように言ってきましたが,ちょっと違うなと思いました.(200830)

・首相退陣のニュースを見て,健康と仕事の関係を考えました.「大学院生・研究者・教師のための:心と体が元気になる心がけとことば」のページは体の健康が第一という立場で書きました.ただ,私は人生で2回,体より仕事を優先しました.大学の移転引越の時と,高校の校長を引きうけたときです.すごく大きな責任のある仕事は,健康より優先します.また,校長の時,健康より学習を優先した生徒がいました.「深谷美弥子 松浦克美」でgoogle検索いただくと,それに触れた校長だよりのページがヒットします.(200829)

・やりたいと思ったことがなかなか進まないときと,すっと進むときがあります.自分のウェブサイトを作ろうと思ってWordPressの解説書を買ったのが昨年の9月で,レンタルサーバーの契約をしたのが10月なのに,実際作り始めたのは7月の初めで7月15日ぐらいには公開を始め,25日ぐらいから旧知の方にご案内始めました.その遅れが一見無駄のようにも思えますが,少しずつ考えや気持ちが進んでいて必要な時間だったような気もします.(200828)

・今朝のNHKニュースで,コロナの感染者状況の厚労省への報告に病院が直接入力するシステムを作ったのに,利用していただけず保健所が入力している場合があるので調査して改善したいという報道がありました.その時写った入力画面を見て,別に調査しなくても改善できると思いました.入力のためのボタンが小さくて,通販購入サイトだったら誰もクリックしないようなボタンでした.相手本位の行動は想像力が関係します.昨日から公開している「大学院生・研究者・教師のための心と体が元気になる心がけとことば」のページにも,相手本位について書きました.(200827)

「大学院生・研究者・教師のための心と体が元気になる心がけとことば」をトップページにリンクして公開しました.大学院生や自分自身が時々体調をくずしたり落ち込んだりしたときに少しでも元気になるようにと,2016年から書いたり伝えてきたことばを整理してまとめました.これで,当面ウェブ公開予定の文章・資料は全部です.このサイトを時々見ていただいたり,他の方にご紹介いただけるとうれしいです.(200826)

・これまで大学での研究テーマについて,自分にも学生にも,重要でもすでに多くの研究者が取り組んでいる分野のテーマでなく,まだそれほど重要とは広く認識されていなくて,取り組んでいる人が少ない分野の研究テーマを選ぶように強調してきました.ウェブサイトに情報を提供するときも,重要だけどすでに多くの関係情報がネット空間にあふれているものより,重要性に比べて不足している情報を提供することに意味があると気づきました.(200825)

・高校生のころ英語の勉強に使った「アメリカ口語教本」というテキストに,”American education is forced to learn, Japanese education is permitted to learn.” というフレーズが出てきて,今でもしっかりと覚えています.いつの間にか日本の教育も強制の部分が多くなってしまってきたように感じ,生徒・学生本人が決める要素を,もっと増やしていきたいと考えています.(200824)

・このウェブサイトを公開してから,4週間が立ちました.すでに200名以上の方に,700ビュー以上をいただき,ありがとうございます.検索サイト経由で見ていただけるまでにはかなりの時間がかかると思っていたのですが,思いがけずすでに多くのお客様に見ていただいています.その検索キーワードは,「高校生 課題研究 テーマ」です.googleではまだ出てきませんが,bingでは今日4位でした.需要がありそうなので,急遽内容を充実させました.(200822)

・教員が考えると生徒が考える.教員が工夫すると生徒が工夫する.教員が楽しいと生徒が楽しい.教員が元気だと生徒が元気.教員が笑顔だと生徒が笑顔.教員が挨拶すると生徒が挨拶する.教員がやさしいと生徒がやさしい.教員が勉強すると生徒が勉強する.教員が成長すると生徒が成長する.教員が自発的に行動すると生徒が自発的に行動する.(200819)

・このウェブサイトを7月の中旬から作り始めて1ヵ月余がたちました.掲載するためにこの30年間に書きためてきた文章を読み直すと,自分自身にほとんど進歩や成長がないようにも感じます.ただ,もう少し考えてみると,同じようなことを書いていても理解は少しずつ深まっていて,より本質的な理解に近づいているような気がします.これからも皆様との意見交換や議論を通して,さらに理解を深めていきたいと思います.(200818)

・大学生にも高校生にも,自分が好きなこと,やっていて楽しいことで,意味のあることをするといいと力説してきました.ちょっと前にある人と話していて,好きなことや楽しいことに2種類あるのではないかと気づきました.無理なく自然に形成されたものと,無理に形成されたものです.どちらも外部要因での形成ですが,両者はずいぶん違うように感じます.(200817)

・中房温泉の宿も,コロナでお客様が激減していて,経営が大変です.支援のためにも,温泉と森と歴史がすばらしい中房温泉にお出かけ下さい.16のお風呂,24の湯船で,三密になりようがありません.普段の微小飛沫対策が十分な方は大歓迎だと思います.東京からでも使える安曇野市からの3,000円補助宿泊券も,まだ十分余裕があるようです.電話予約して,チェックイン時にクーポンに記名するだけです.(200816)

・中房温泉への調査研究に行く途中の渋滞のなかで,ふと考えました.私が本当の私だと思っていた私は,本当の私ではないと.自己防衛のための殻を私だと思っていて,その殻を全部むいたところに自分があるのではないかと.でもその殻は,タマネギの鱗茎みたいなもので,全部むくと何も無くなって,それが本当の自分ではないかと.(200815)

「Find!アクティブラーナー」様には,以前から大学の授業を紹介していただいたり,フォーラムでの講演を紹介いただいたり,監修者として紹介したいただいたりしてきました.私の授業や講演の資料を多くの先生方にご紹介いただけるというお話しもいただいていて,今回,このウェブサイトの資料の一部を,そちらのサイトでも別のファイル形式でご紹介いただけることになりました.広い方に見ていただけることを楽しみにしています.(200814)

・高校生の時に読んだアンドレ・モロア「初めに行動があった」を古本で求めた.1ページ目のフレーズで,衝撃を受けた昔の記憶がよみがえった.「もし,ある若者が私に向かって<私は何か一つの長編小説を書きたいのです>といったとすれば,私は答える.<君は小説を書きたいのではあるまい.もしそうでなく,本当に書きたいのなら,君は今ここにはいないで,机に向かっているはずなのだから>と」(200813)

・昔テレビで,特に暑い職業としてガラス吹き職人と,まだ冷房の効かない舞台で厚い衣装の歌舞伎役者が取り上げられていました.仕事後に体を冷やすことと,水分・塩分補給で乗り切るという話でした.ただし,歌舞伎役者は演技中は精神力で汗は出さないとのことでした.今は,それらがとても納得でき,猛暑の屋外へ出たときはお風呂みたいでよい気持ちと思うと,不思議と気持ちよくなります.(200812)

・高校生の頃に読んで影響を受けた3冊の新書,むのたけじ:詞集たいまつ,アンドレ・モロワ:初めに行動があった,ジャン・ピアジェ:新しい児童心理学を古い本棚を探しても見当たらないので,古本を注文しました.自分の若い頃を振り返えることで今の自分に活かせそうな気がするのと,他の方へのメッセージにも役立ちそうだからです.(200811)

・自発的学習と主体的学習の違いについて,長年考えてきました.このサイトでは両方使いつつ,全体のタイトルには自発的学習を使いました.その違いについてふと気づくところがあり,「高校教員支援のページ」の「主体的学習の教員研修資料のページ」に,補足説明を書き加えました.無意識や意識下に起因する部分の捉え方の違いについてです.(200810)

・昨日,校長を務めている日本語学校でスピーチコンテストがありました.各クラスで全員スピーチを行って学生同士で選んだ2名ずつがオンラインで各教室を結んで発表しました.日本へ来て生活やアルバイトが最初どんなに大変だったか,それをどうやって頑張って乗り越えてきたか,最初は自信がなくてうまくできなかったのが,それではいけないと思って頑張ってやって自信が付いてきたというような発表が多くて,感動しました.(200808)

・国土交通省と鉄道事業者の電車内での感染予防策のメッセージが,具体的で,重要点を絞り,誰にもわかりやすくて効果的だと昨日書きました.会食・飲み会も,基本的に同じでよいと考えます.常時換気,マスク着用,会話は控えめにです.このうちマスク着用と会話は控えめには,会食・飲み会では徹底は不可能ですので,常時換気の重要性が高く,加えて話す正面の方向の近くに人がいないことを徹底します.(200807)

・国土交通省と鉄道事業者の電車内での感染予防策のメッセージが,具体的で,重要点を絞り,誰にもわかりやすくて効果的だと考えます.窓開け常時換気,マスク着用,会話は控えめにという3点です.会食・飲み会についても,このような具体的で,重要点を絞り,誰にもわかりやすいメッセージがほしいです.三密とソーシャルディスタンスでは,広すぎる感じです.(200806)

・微小飛沫と直接飛沫の違いの昨日の続きです.直接飛沫はまっすぐに飛ぶ傾向があるので,フェイスシールドやテーブル上のシールドが,かなり有効です.一方,微小飛沫は空気と一緒に曲がって流れるので,フェイスシールドやテーブル上のシールドがそれはど有効ではありません.話す時のマスクと常時換気が,微小飛沫感染対策では,特に重要だと考えます.(200805)

・微小飛沫感染対策と直接飛沫感染対策の違いをきちんと認識することが,新型コロナウイルス感染拡大防止に大切だと考えます.直接飛沫は大きいので,空気が曲がって流れてもまっすぐに飛ぶ傾向があります.一方,微小飛沫は空気と一緒に曲がって流れます.直接飛沫はすぐに落下しますが,微小飛沫はだんだんと落下し10分以上周囲に漂うものがあります.詳しくは,こちら.(200804)

・小学生のころから猫背を直して姿勢をよくしなさいと言われ続けても,どうしたらよいかわからなかった.数年前に人間ドックの運動指導の方から肩を引く方向が違うと直され,最近カイロプラクティックの先生から肩甲骨を後ろに引く施術を行っていただいて,自分でもどうしたらよいかがやっとわかってきた.問題点を指摘することでは無く,どうすればよくなるかを具体的に指摘することが大切だと改めて感じた.(200803)

・自分と意見や感覚が異なることや人に,ついつい,余り意識しないで冷たい対応をとってしまっていたことに,今さらながら気づきました.少しずつ,自分と異なる意見や感覚も受け入れられるようになっていきたいと思います.(200801)

・41才の時に自分が中心に進めた最後の論文を発表した以降は,大学院生やその他の共同研究者の意向をできるだけ尊重した共同研究だけを進めてきました.今また,自分中心の研究ができる状況になったので,中房温泉へ来て準備と練習をしています.これができるのも,これまで共同研究をして下さった皆さんのおかげと感謝しています.(200731)

・昨日の午後,ベトナムから帰れなくなった学生向けのオンラインの作文の授業を担当しました.日本語のおかしいところを最初指摘しようかと思いましたが,自分の経験に基づく考えをそれぞれの学生がしっかり把握して伝わるように表現しようとしていたので,まずそちらを伸ばすコメントだけを伝えました.(200730・中房温泉調査への途中路で)

・東京都立大学の福田公子先生から,on line での「2020高校生物教員向けリカレント講座のご案内」をいただきました(8月13日(木)13:00-17:30).「探究を止めるな 〜on lineで実習や探究〜」というタイトルに,とても共感しました.「詳細、および申し込みはhttps://www.biol.se.tmu.ac.jp/からTopicsの夏の高校教員向け講座のご案内をクリックしてください。」とのことです(200729)

・読んでいただいた誰かひとりに,安心や元気や楽しさを届けられればと思い,ウエブサイトを20年ぶりにまた書き始めました.質問・感想等がありましたら,どうぞお知らせ下さい.(200728)

会食・飲み会の新型コロナウイルス感染予防対策:
微小飛沫感染対策が重要です(緊急提言)

・ 近距離の正面で,食べながら話すのは避ける.
・ 話す時は,できればマスクをする.
・ 食べながら話す時は,小さな声で話す.
・ 十分な常時換気を行う.
 (または十分な常時換気の場所を選ぶ.)

家庭・職場でリスクを感じた時の微小飛沫感染対策:

  • 誰かが話す時は,みんなマスクをする.
  • 2人以上がいる部屋は,常時換気する.
    (どちらもリスクが十分低いときには,必要とは考えません.)
    帰省などで高齢者がいらっしゃる場所は,特にこの2つを徹底されるのがよいと思います.
    この他に十分な接触感染対策が必要ですが,そちらはすでにかなり周知されているとおりです.

微小飛沫感染は,マイクロ飛沫感染,エアロゾル感染とも言われます.接触感染対策,直接飛沫感染対策は,これまでも力説されていますが,微小飛沫感染対策は不十分です.詳しくは,こちらをご覧下さい.

私は,実験室内での微生物汚染(コンタミ)については40年来の経験があります.ウイルスの微小飛沫感染に関する英語研究論文も10編以上,読みました.特に重要な3つの論文の原論文リンクと日本語抄訳も,こちらに掲載しています

換気については,1時間に5分間から10分間すればよいという考え方が多く報道されているように思います.汚染物質として,二酸化炭素・一酸化炭素・ホルムアルデヒドのように室内に少しずつ放出されてだんだんと貯まっていくものについては,そのような換気の方法でいいはずです.しかし,今回のウイルスの感染予防対策としては,違います.こちらの論文3にあるように,話すことで放出されるウイルスを含む飛沫は話した直後が一番多く,その後はだんだん減って10分以上室内に浮遊します.これに対する換気としては,1時間に5分から10分ではあまり役に立たず,常に換気を続けることが必要です.関連する微小飛沫と触接飛沫の対策の違いについては,こちらの8月4日と5日のところをご覧下さい.

唾液中の新型コロナウイルスの量は,感染者でも人によって100倍もの違いがあるという報告がありました.また,話す時に出る微小飛沫の量は,人によって10倍もの違いがあるとの報告もありました.両方掛け合わせると,話す時に飛び散る感染者からのウイルス量は,人によって1000倍も違うことになります.猛烈なスーパースプレッダー(感染を拡大させやすい人)がいることになります.その意味でも,できるだけ小さな声で話す,できるだけマスクを付けて話す,常時換気を十分に行うことが重要な対策です.こちらの8月6日と7日のところに書いた,国土交通省と鉄道事業者が強調されていることと,同じです.(200728)